内容説明
職場のもめ事・ビジネス交渉・クレーム処理などに効く!場の作り方からコミュニケーションの改善までうまくいく交渉の進め方がわかる。
目次
第1章 コンフリクト解決の基本
第2章 コンフリクトを分析する
第3章 協調的交渉のプロセスと進め方
第4章 コミュニケーションと感情の関係
第5章 実践コミュニケーション・トレーニング
第6章 様々なコンフリクト・マネジメントの手法
著者等紹介
鈴木有香[スズキユカ]
成蹊大学法学部政治学科卒業後、米国コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジ国際教育開発プログラムにて修士号を取得。上智大学大学院文学研究科教育学専攻博士後期課程満期退学。ヴァンダービルト大学講師、カリフォルニア州立大学サンタバーバラ校講師を経て、現在、早稲田大学紛争交渉研究所客員研究員。近年は大学活動のほかに異文化教育コンサルタントとして、異文化コミュニケーション能力向上のための研究・プログラムの開発や、企業、地方自治体、各種団体を中心にコンフリクト・マネジメント研修、リーダーシップ研修、ADR研修等を行うなど、幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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cdttdc
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良本!段階を追って起こりうる事象を具体的に解説。 まさに実践トレーニング。 但し、実際に現場で行うのは難しいので、繰り返しやるしかない。2014/07/11
ふーいえ
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鈴木さんと言う女性が書いているからかとてもわかりやすく事例が面白い。今まで読んだビジネス著書の中でNO1かも?高杉晋作の馬韓戦争講和談判の交渉でイギリスは長州に彦島を要求した。その交渉時に高杉晋作は古事記の例えをだし古来からの日本の領土で何たらかんたらと説明し、翻訳が難しい事をとうとうと述べ煙に巻き、相手の根負けさせたそう。高杉晋作でない人が交渉してたら彦島は香港のようにイギリス領になっていたかもしれない。司馬遼太郎の本読みたい。2012/10/27
So
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わりと「交渉術」とか「相手の心理を読む」という本が好き。会社の会議で司会役をすることも多いので、ファシリテーターになるための勉強になると思い、読んだ。比較的わかりやすく、読みやすかった。「こんな場面では…」という実例付きで説明してくれるのだが、今まで働いていてそんな場面にあったことがない(笑)。それは単に、うちの会社のレベルが低いからだと思う。2012/02/02