内容説明
変転きわまりない現代に適応する実践的なノウハウを、理念や戦略などが凝縮された四字熟語になぞらえて、解き明かす。地獄を見た男だからこそ知り得た経営者の痛み、さらに、成功の味、失敗の無念さも知り尽くした経験から、経営戦略や危機管理の重要性を熱く語る。
目次
極意1 志は高く、理想を謳え!(自己実現―会社のビジョンと社員のビジョンが共鳴するとき;自利利他―自分の利益は他人の利益への結果 ほか)
極意2 求めなければ、得るものなし!(一番主義―ナンバーワンはオンリーワン;三十六計―勝機なしと判断したら速やかに撤退せよ ほか)
極意3 知恵は絞るほどに無尽蔵となる!(一喜一憂―適切なスパンでの自己評価;起死回生―起死回生は合わせ技で ほか)
極意4 創造が価値を生み、価値は満足となり、利潤となる!(金城湯池―成熟化社会、「金城湯池」の意味が変わる;小隙沈舟―顧客はイエローカードを持たない ほか)
極意5 人を集め、育て、そして活かす!(一樹百獲―人材教育は遠回りのようで最短距離;公平無私―人事の鉄則は私心をまじえないこと ほか)
極意6 磨き続ける意志あれば、道そこに拓かれる!(一意専心―自分の使命とは何か;君子豹変―豹変の経験が君子に一歩近づく ほか)
著者等紹介
大垣壽雄[オオガキヒサオ]
1939年、東京都渋谷区生まれ。地方公務員、セールスマン、塾経営などを経て住宅機器販売会社の経営に携わる一方、アメリカの外食産業視察や飲食店経営セミナーの受講を重ねた後、レストランチェーンを立ち上げる。スクラップ&ビルドなど試行錯誤の結果、出店数は13店舗に及ぶが、連帯保証していた会社の倒産を皮切りに、関連会社が次々に倒産。整理に関わった企業が5社。満身創痍の中でレストランを全店整理処分。無一文になった身に残されたのは1億数千万円の保証債務。自殺の誘惑を振り払い、住宅会社の営業マン、新たな塾チェーンの開業など4足のわらじを履きながら、10数年の年月をかけて復活。大手企業、役所から病院、零細企業までの経営コンサルティングの傍ら、年間70~100回のセミナー・講演を精力的にこなす。現職=合資会社ギャラックス[代表社員・チーフコンサルタント]、(社)日本経営士会正会員[栃木県会長]他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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