出版社内容情報
創刊73年の2021年版。新語辞典の決定版「この１年の言葉と世相を記録」する年鑑雑誌。子どもからおとなまで基礎知識でつながる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
21
島薗進「分断から融和への道」で、不満が蓄積すれば、社会の分断は深まっていくという（３５頁）。文春新書の三浦瑠璃の考えとは違い、私も分断を煽ってはいけないと思う。新自由主義がもたらした格差や分断である。差別の克服を。東京新聞記者の片山夏子氏は、「原発作業員の労働環境の変化」（７６頁）で、作業員が１日２食。１・５リットルのペットボトル水。ビスケット、野菜ジュース、ごはんにサバ、鶏肉の缶詰。廊下や会議室で眠り、毛布も不足。過酷な暮らし。防護服欠品、カバーオールだと破れやすい。2021/03/02
肉尊
9
かつての分厚い本が薄っぺらくなっちゃった！内容は一にも二にもコロナネタで、もはや家庭の医学と化してしまった。同じ用語を様々なページで取り扱っているので1つにまとめてほしいし、各界の評論家が語るのはいいけど、これってもはや辞書とは言いづらい。ロシアの憲法改正や各地の紛争、国内の法律、事件がごっそり削除されている。育児介護の話もない。調べたい用語の意味を知る百科事典の役割ではなく、時代のトレンドを思い出すためのアルバムみたいな感じになっている。2021/01/13
Go Extreme
1
現代用語ジャーナル：新型コロナのおさらい・コロナ時代の私たち・安倍長期政権のおさらい 数字で読む2020 ニュースのおさらい：どうした・そもそも・どうなるの３ステップ 科学・医療 政治・経済 世界情勢 時代・流行 情報・社会 文化・スポーツ ニューステーマ 人物：藤井聡太・オードリーダン・グレタドゥーンペリ2020/12/19
Ｋ
0
(2021,031)これ前の人が延滞していて、予約1位なのに何か月も待った。今は私の後に3人です。まあ、なんつうか、イミダス知恵蔵との3冊という威厳はなくなったね。リベラル文化人が執筆者に多くて、もうことがら事典としては使えなそう。読み物だね。2021/06/05
