内容説明
複雑化する国際社会の現実を理解するため、平和および安全の維持、すなわち国際的な安全保障と一国平和主義的な日本の安全保障の現状と問題点について、国際法の観点から解説を試みる。改訂版では、昨今の国際情勢を踏まえ、全体を更新するとともに、不安定化する中東アラブについて新たに1章を追加した。
目次
核兵器と核寡占体制
国際連合と集団安全保障
日本の安全保障と国際法
日米関係と日米安全保障条約
米国の驕りと平和の破壊
平和と賠償と歴史の捏造
日本の自虐外交とその帰結
戦争とテロと国家
文明の衝突と宗教
中東アラブの不安定要因
中国と東アジアの不安定要因
日本の国家安全保障と領土問題
文化の差異と国際関係
著者等紹介
澤喜司郎[サワキシロウ]
山口大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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