科学を学ぶ者の倫理―東京水産大学公開シンポジウム

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  • サイズ B6判/ページ数 145p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784425981014
  • NDC分類 404
  • Cコード C0012

内容説明

遺伝子組換え食品、遺伝子操作された優秀な子供、臓器移植で健康な体等等―。神の域にまで達しようとしている科学技術。しかし、人間のこころはそれに見合った進歩をしているだろうか。科学者・技術者のモラルがいま問われている。

目次

1 ヒトゲノム計画の社会的倫理的意味(新たな優生学の発生;負の優生学 ほか)
2 脳死・臓器移植と文明のゆくえ―生命倫理学の視点から(SF小説のユートピア;脳死と臓器移植の基本的な関係 ほか)
3 魚介類のDNA組換え実験の現状と職業倫理(DNA組換え実験法;組換えDNA実験指針 ほか)
4 組換え食品の安全性(スターリンクの何が問題なのか;誤解されている遺伝子組換え食品 ほか)
5 討論(科学の性善説から倫理の時代へ;まず、お父さんに食べてもらおう ほか)

著者等紹介

渡辺悦生[ワタナベエツオ]
1967東京水産大学大学院水産学研究科修了。現在、東京水産大学大学院水産学研究科教授(工博)。専攻は水産化学・応用生物化学、日本水産学会賞(技術賞)受賞

中村和夫[ナカムラカズオ]
1976東京大学大学院教育学研究科博士課程中退。現在、東京水産大学共通講座教授(教博)。専攻は教育心理学
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