出版社内容情報
1945年までの全国の市電について、車両の変遷を明らかにしたもの。統計や公文書と同好者の調査を集大成し貴重な写真も豊富に収録。
内容説明
紳士淑女から庶民まで、多くの人々に利用され親しまれた往時の市内電車を、多数の写真・図版とともに紹介しました。わが国で初めて営業運転を始めた京都電気鉄道から、全盛期の1920~30年代、そして壊滅的な状態で敗戦を迎えるまで半世紀の、北は旭川から南は那覇に至る全事業者の車両の消長をたどった貴重な記録です。
目次
第1部 総論(概説;経営;運輸;施設;車両)
第2部 各論(大都市の市内電車;中小都市の市内電車;近郊・都市間電車)
著者等紹介
和久田康雄[ワクダヤスオ]
1934年生まれ。父親の転勤とともに東京、仙台、広島に移り住む。高校時代から電車研究家の越智昭氏や高松吉太郎氏の指導を受ける。1957年東京大学を卒業して運輸省に入り、その後2003年まで交通関係の団体に勤務。日本交通学会および鉄道史学会の会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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