内容説明
わが国3番目に開通した幌内鉄道は、開拓の使命を受け特異な発展を遂げた。義経号・弁慶号を軸に、栄光の歴史を貴重な写真や資料で紐解く。
目次
北海道開拓と石炭の発見―幌内鉄道の計画
幌内鉄道の建設
幌内鉄道の施設
幌内鉄道の運転と運輸
幌内鉄道のその後の動きと北有社
幌内鉄道の開通当時の社会と開通の影響
北海道炭砿鉄道の成立と発展
北海道炭砿鉄道と社会
北海道における鉄道網の形成
幌内鉄道の機関車などのその後
手宮線と幌内線
幌内鉄道の遺物と遺構
義経号返還運動
著者等紹介
近藤喜代太郎[コンドウキヨタロウ]
昭和8年(1933)静岡市で鉄道官の子として生まれ、鉄道施設脇の鉄道官舎で育つ。東京大学医学部卒業、医学博士、同大学第3内科、新潟大学脳研究所を経て、北海道大学名誉教授(公衆衛生)、在職中、北海道大学鉄道研究会顧問教官、放送大学客員教授。北大時代から北海道鉄道史を研究した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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