内容説明
あなたの釣りが豊かになる!全国21の水族館から、釣りが大好きで飼育のプロとしての観察眼を持つ29名の“アングラー飼育員”がそれぞれ日常業務のなかでこっそり眺めた!試した!実践した!釣り魚の秘密を教えます。
目次
魚が見える!魚も見える!―渓流魚の視野とエササイズ
ピラニア釣りから学ぶ―音は捕食スイッチをONにする!
水族館の周辺生物情報で釣りをランクアップ―干潟の生物環境から考える東京湾のスズキ
深海魚、キンメダイの秘密!―輝く眼、垂直移動、向こうアワセ
長竿&本流で狙う渓流魚―大物はニオイに敏感で居食いが基本
シーバスの素顔―テクニカルならマル、男の釣りならヒラ
尺メバルへの流儀―早巻き釣法とシャローエリアで周年ターゲット
オトリアユも水族館の魚も元気が一番―輸送のノウハウをオトリ缶に応用!
知って得する“まち海”の環境―釣りエサからポイント選びまで
タコにラッキョウを検証する―知的なタコは好奇心も豊か〔ほか〕
著者等紹介
海野徹也[ウミノテツヤ]
広島大学大学院生物圏科学研究科准教授。専門:水圏生物学
馬場宏治[ババコウジ]
神戸市立須磨海浜水族園研究教育部研究企画課課長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hira S
3
水中では何が起きているのか??オフには釣りを楽しむ水族館職員が、仕事中にその特権をフルに生かして水中を観察し時に実験する。全国の水族館職員が見開き2ページ程度で報告する形式。水族館での担当魚種や趣味で狙う釣りのジャンルが幅広くどんな釣り人にも役に立つ内容になっている。2022/06/11
ウチ●
2
タコの生態を知りたく購入。水槽に侵入してくる異物(水槽掃除の柄付きスポンジ、食べ残しの餌を救う網等)に対して先ず反応。反射的な反応はあまり無いが、好奇心を示し触腕の先端で先ずソフトタッチ。その後、少しづつ触れる腕の数を増やし、最終的には抱き着く!タコは高度な知能を有し、好奇心が旺盛で好奇心を満たすため、優れた視覚と併せ、感覚器のあるアプローチしてくるとのこと。なるほど。元来釣り好きの職員も多いようで水族館勤めの何と幸せなことよ!2023/09/08
★★utaaaaaaaako★★
1
これ、飼育係目線でおもしろかったぁ。 ペンギンの羽根で浮きとかおもしろい。2015/10/20