内容説明
日本のスクーバダイビングのレジェンド・須賀次郎氏が、夢と冒険を追ってひたすら海に潜った日々とこれからの夢を語るダイビング賛歌。
目次
父娘巻頭インタビュー ダイビング界のレジェンド・須賀次郎が語る
日本のスクーバダイビングの曙
ただ海が好きだった
葉山
奄美大島
潜水実習
潜水クラブ創設
伝説の「潜水研究所」
卒業論文
エア切れ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新平
2
著者の須賀次郎さんとは学生時代自分が所属していた大学の潜水サークルが懇意にさせていただいていた。須賀さんは当時、娘さんである潮美さんと、ニュースステーションの水中映像の撮影の業務をされていた。番組でグレートバリアリーフでのサンゴの一斉産卵を見た私は、沖縄でのサンゴの一斉産卵の映像を撮ってみたいと思い、ずうずうしくも撮影機材を借りにいったことがある。1989年の事だ。須賀さんには「撮れたら番組で流すように交渉してあげるよ。」と言っていただいた。1980年代は、潜水機材の進歩と普及で私のようなフツーの人間でも2014/08/02
Takeshi Sato
1
ダイビングを始めてまだ3年目の私だが、これを読むことで創世記の一こまを買いまみれた。今のように何もかもそろわなかった時代、まだ安全が確立(いま確立しているかというと語弊はあるが)していな時の苦労、そして楽しみを知れた気がする。ダイバーが、過去を知るのにお勧めの一冊。2014/10/08