南極観測船ものがたり―白瀬探検隊から現在まで

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784425947119
  • NDC分類 402.979
  • Cコード C0056

内容説明

白瀬探検隊の「開南丸」から「宗谷」「ふじ」「しらせ」まで歴代南極観測船の誕生から、苦難の航海、救出劇等を綴ったドキュメンタリー。

目次

第1章 白瀬南極探検隊と「開南丸」(白瀬矗 南極点挑戦を決意;南極探検概略史 ほか)
第2章 「宗谷」時代(国際地球観測年(IGY)
南極観測船「宗谷」誕生 ほか)
第3章 「ふじ」時代(昭和基地の恒久化;砕氷艦「ふじ」誕生 ほか)
第4章 「しらせ」時代(砕氷艦「しらせ」就航;「しらせ」オーストラリア船救出 ほか)
第5章 南極条約体制(南極条約;環境保護に関する南極条約議定書)

著者等紹介

小島敏男[コジマトシオ]
1936年東京生れ。1961年明治学院大学英文科卒。同年ロイター通信東京支社編集部入社。1987年ロイター・ジャパンの一般ニュース主席記者から初代人事部長に。1991年ロイター・ジャパン人事・総務部長辞職、フリージャーナリストに。航海歴―南極海3回(鯨類捕獲調査母船日新丸船団にて)(第5次(1991/92)(フリージャーナリストとして)・第7次(1993/94)(水産庁嘱託通訳として)・第9次(1995/96)(水産庁嘱託通訳として))。その他の海域(水産庁嘱託通訳あるいはカメラマンとして10航海)(太平洋、インド洋、北西大西洋、ベーリング海、タスマン海、日本海、地中海、カリブ海)
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感想・レビュー

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ヒコ。

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南極大陸へ向かう宗谷・ふじ・しらせの足跡。吠える40度・狂う50度・絶叫する60度といわれる海を越え、氷で閉ざされた南極大陸を目指す。すごいぞ南極観測船。しかしもう少し観測船の仕組みの話も入れて欲しい2014/06/02

syunji2000

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サブタイトルにあるとおり、日本ではじめて南極を目指した白瀬矗からはじまる南極観測を、その船を中心に綴ったもの。砕氷船ふじ、しらせ、については砕氷船として設計された船だけにその能力も納得できる。その前のそうやは、よくこんな船で出かけたものだと感心した。その摘み重ねが今のしらせに活かされている。母船と基地は空輸が基本、基地まで接岸した際は燃料はパイプラインで供給など、極地ならではの工夫がある。オゾンホール発見も、日本と英国の南極での観測から発見したもの。こういう研究は地味だが、大切だとあらためて教えられた。 2020/07/15

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