出版社内容情報
シベリア鉄道を中核とする輸送ルート。日ロ間貿易拡大,日本企業のロシア進出により注目を集める実情や利用のメリット,動向を紹介。
内容説明
日本と欧州ロシアを結ぶコンテナ貨物輸送の近道=シベリア・ランドブリッジ。昨今そのメリットを発揮させようという機運が高まり、復活の兆しをみせる。本書では、歴史から現状・今後の利用・将来的な動向をさぐり、展望を指し示す。
目次
第1章 シベリア・ランドブリッジ小史―栄光と挫折の回顧
第2章 TSR国際コンテナ輸送の仕組みと特色
第3章 甦ったTSR輸送(1990年代末~2006年)
第4章 TSR国際コンテナ輸送のさらなる発展へ向けて
第5章 結語
資料
著者等紹介
辻久子[ツジヒサコ]
1947年岡山市生まれ。国際基督教大学(ICU)教養学部卒業、同大学大学院行政学科卒業。オハイオ州立大学経済学部大学院博士課程修了。米国企業勤務を経て、1995年(財)環日本海経済研究所(ERINA)主任研究員。2006年同研究所特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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