内容説明
多彩な特徴をもつアジアの交通と文化にスポットを当てる。インド、ミャンマー、タイ、カンボジア、ベトナム、マレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピン、香港、台湾、中国、韓国の交通や乗り物から観察される交通文化を抽出し、その特徴は何か、なぜそのような文化が形成されたのか、どうして定着したのかなどについて解説する。
目次
アジアの交通と文化
インドの動物とヒンドゥー文化
ミャンマーの仏教と僧侶優先社会
タイのトゥクトゥクと微笑み文化
カンボジアの地政的孤立と仲間意識
ベトナムの家族主義とムラ社会
マレーシアのイスラム教と民族主義
シンガポールの厳罰主義と超多民族社会
インドネシアの貧富の差とアパアパ文化
フィリピンの貧困とハロハロ文化
香港のトラムと消える英国文化
台湾のスクーターと負けず嫌い
中国の階級格差と賄賂
韓国の差別と優等文化
著者等紹介
澤喜司郎[サワキシロウ]
山口大学名誉教授。主な著作は『世界を読む 国際政治経済学入門(改訂版)』(単著)、成山堂書店、2016年 『国際関係と国際法(改訂版)』(単著)、成山堂書店、2016年など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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