第3セクター鉄道と地域振興

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  • サイズ A5判/ページ数 345p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784425923816
  • NDC分類 686.21
  • Cコード C3065

内容説明

山間部と都市近郊の、経営環境が異なる2つの鉄道の特色を比較。両線の敷設から第3セクター化後の輸送改善実施まで詳しく調査。観光資源の活用や宅地開発などに鉄道が果たす多様な役割を説く。

目次

1 南阿蘇鉄道(国鉄高森線の沿革;特定地方交通線対策の実施方法を巡る政策決定過程;国鉄高森線存続運動;関係自治体間の軋轢と第3セクター方式による高森線の存続決定;南阿蘇鉄道の誕生 ほか)
2 甘木鉄道(軽便鉄道の敷設と国鉄甘木線の沿革;特定地方交通線選定基準の非合理性と甘木線の選定・承認;甘木・朝倉地域振興計画と第1回甘木線特定地方交通線対策協議会の開催;法協議会における実質的議論の開始と国鉄線としての甘木線存続の断念;甘木線の存続と代替輸送機関選定を巡る関係自治体及び福岡県の姿勢 ほか)

著者等紹介

香川正俊[カガワマサトシ]
1950年香川県に生まれる。74年神奈川大学法学部法律学科卒業、運輸本省入省。84年早稲田大学政治学研究科(行政学専攻)修士課程修了。現在熊本学園大学商学部教授。日本港湾経済学会理事・年報編集委員
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