出版社内容情報
江戸前の魚はなぜうまいのか?それを先人たちはどう評価し、賞味し、獲っていたのか。その様々な側面を豊富な史料をもとに紹介する。
内容説明
東京湾で獲れるさかな―いわゆる江戸前のさかなは、今も「確かにおいしい」といわれます。それでは、江戸前のさかなはなぜ美味しいのでしょうか。それを先人たちはどのように評価し、賞味し、そしてどのようにして獲っていたのでしょうか。その一部は失われたとはいえ、今もつづく江戸前の味。失われたさかなの復活を図る人たちの努力―。江戸前のさかなをめぐるさまざまな側面を、豊富な史料をもとにまとめ、紹介。
目次
前編(江戸前の定義;江戸前漁業の歴史)
後編(握り鮨;天麩羅;浅草海苔;佃煮;鰻;鯊;白魚;鱚;真鯛;鰹;鯨;穴子 ほか)
著者等紹介
金田禎之[カネダヨシユキ]
1948年4月農林省入省、秋田県水産課長、水産庁漁業調整課長、水産庁沖合課長、瀬戸内海漁業調整事務局長、社団法人日本水産資源保護協会専務理事等を経て、全国釣船業協同組合連合会会長、社団法人全国遊漁船業協会副会長等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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