クジラを追って半世紀―新捕鯨時代への提言

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  • サイズ A5判/ページ数 231p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784425884216
  • NDC分類 664.9
  • Cコード C3062

出版社内容情報

50余年に及ぶ調査・研究,IWC等における対外交渉。常に鯨問題の最前線で活躍してきた著者が捕鯨の足跡と夢,クジラの魅力を語る。

内容説明

クジラは自然科学的にも、社会科学的にも、世界中から大きな関心が寄せられている存在である。半世紀余にわたる鯨類資源の調査・研究とIWC等での国際対応を通じて、クジラとヒトとの共生について学んできた。その経験を記し、クジラの魅力を人々に伝えたい。

目次

人間、その可塑的な存在
クジラ研究の「トキワ荘」時代
クジラの過去帳
泳いでいるクジラを始めて見る
最初と最後の捕鯨母船乗船調査
捕らえられた「白鯨」の後裔
クジラの処女懐胎?
鯨類の年齢査定国際競争に参加する
私のマッコウクジラ研究
セミクジラの特別捕獲調査〔ほか〕

著者等紹介

大隅清治[オオスミセイジ]
1930年群馬県伊勢崎市生まれ。1958年東京大学大学院生物系研究科博士課程修了、農学博士。財団法人日本鯨類研究所に研究員として就職。1996年水産庁東海区水産研究所に研究室長として転職。1967年水産庁遠洋水産研究所に転勤し、研究室長、研究部長、企画連絡室長、所長を歴任。1991年財団法人日本鯨類研究所に就職、常勤理事、専務理事を経て1995‐2004年同研究所理事長。現在、同研究所顧問。2006年より和歌山県太地町立くじらの博物館名誉館長を委嘱される。1967年から連続して国際捕鯨委員会(IWC)科学小委員会に出席。1999年大日本水産会から水産功労賞。2002年勲四等瑞宝章。2006年ノルウェイ王国功労勲章(鯨類資源に関する科学的技術研究振興の業績)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Kazuo

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調査捕鯨の大御所、大隅清治氏の自身による半生の記。氏の主張は分かった。鯨は再生可能な生物資源なので活用すべきだ。海洋生態系の総合的な利用と管理に鯨への理解は欠かせない。一方、反捕鯨の主役も米国政府であることが分かった。ではなぜアメリカは捕鯨に反対なのか。また反漁業はなぜ支持されるのか。これらが大きな疑問として残った。2015/06/12

メルセ・ひすい

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10. 15  自伝風 良書  半世紀余にわたる鯨類資源の調査・研究とIWC等での国際対応を通じて、クジラとヒトとの共生について学んできた著者が自らの経験を記し、クジラの魅力を伝える。2008/07/07

古隅田川

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クジラと捕鯨について何も知らないことを思い知らされた。捕鯨が禁止されたことを他人事のように受け止めていた自分が恥ずかしい。捕鯨に携わっている人々をもっと応援してあげたかった。 クジラの生息頭数を推測できることに驚いた。広い太平洋に何頭生息しているかをどうやって計算するのだろう。算出法について書かれた部分を読み返してみよう。 クジラの研究一筋に生きた著者を素直に尊敬したい。ただ、クジラの専門家である著者がサケマス漁の会議等に参加するのは納得できない。専門家は他にいるのになぜ、と感じた。2018/08/08

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