内容説明
グローバル化が進む日本海の漁業。その主要産業のひとつである底びき網漁業に関する経営分析、地域分析、流通分析を具体例を挙げて行う。
目次
第1部 海洋の利用システムと経営環境の変化(海面利用のルールと底びき網漁業;底びき網漁業の経営環境の変化 ほか)
第2部 沖合底びき網漁業の経営分析(沖底経営の経営類型と収益性;沖底経営の階層別損益と経営分析指標 ほか)
第3部 底びき網漁業の地域分析(山口県下関港;福井県越前港 ほか)
第4部 沖合底びき網漁業の産地流通分析(ホタルイカの産地間競争;ズワイガニ漁業の漁業管理と流通のグローバル化 ほか)
まとめにかえて―底びき網漁業研究の過去と未来
著者等紹介
加藤辰夫[カトウタツオ]
1952年富山県蠣波平野の農家に生まれる。1976年富山大学経済学部卒業。1981年東京大学大学院博士課程(農業経済学専攻)修了。1981年日本学術振興会奨励研究員。1982年福井県立短期大学講師。1987年福井県立短期大学助教授、「農業経済学」等を担当。1993年福井県立大学小浜キャンパスに着任。2004年福井県立大学生物資源学部海洋生物資源学科教授、福井県立大学地域経済研究所教授(兼務)。農学博士(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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