内容説明
ウロコを調べる!食べる!利用する!薄いウロコだって、奥が深い。一読すれば思わず目から鱗の、今までにない「ウロコの専門書」がついに完成。
目次
第1章 鱗ってどんなもの?
第2章 鱗のかたち
第3章 鱗の役割
第4章 鱗の言葉と逸話
第5章 鱗をはがす、鱗でつくる
第6章 鱗のイメージとデザイン
第7章 鱗を研究する
第8章 鱗を見に行こう
著者等紹介
吉冨友恭[ヨシトミトモヤス]
1970年大阪市生まれ。1992年近畿大学農学部水産学科卒業。1998年東京水産大学大学院水産学研究科博士課程修了。1999年科学技術振興事業団科学技術特別研究員。2002年独立行政法人土木研究所水循環研究グループ(自然共生研究センター)研究員。2004年東京学芸大学環境教育実践施設助教授。2007年東京学芸大学環境教育実践施設准教授(法改正により役職名変更)。水産学博士(東京水産大学)。専門は魚類生理学、環境展示論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かば◎
0
それ単体で取り上げられることは少ない魚の鱗に関するあれこれ。という切り口は非常に興味深いが、内容的には不満も多い。1.あちこち本文と図版の連携が上手く取れていない感じ。2.説明不足、あるいは説明が不明瞭。例えば鱗の写真・図版のどちらが皮膚側でどちらが先端か図示されておらず、だいぶ読み進んでから「こっちかな?」と類推。3.鱗に関する文化等々詰め込んでいるが、あまりに細切れ過ぎて雑多感あり。4.p103の鱗のあるイカの話。実際にそんな生物がいるのか、作り物なのか、未確認なのかさえ書かれておらずモヤモヤ。2017/07/03
ころ
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三十年分くらいのうろこって文字を見た感じ。ウロコって面白いんですね。2015/03/03
めい
0
ウロコされど鱗。種類や構造、ミネラルの貯蔵という性質など着目すると、新しい何かが見えてきそうで、ワクワクしました。2014/03/26