内容説明
二十世紀―魚離れ、輸入増大、養殖魚の安全性、後継者不足、乱獲…水産のかかえる多くの課題は解決されてきたのか。そして二十一世紀―食料産業として重要な役割を担う水産業は、今後いかに進むべきなのか。多くの関係者の声をまじえ、二十一世紀の水産業のあり方を提言する。
目次
第1章 これまでの水産への提言に対する評価(一八年間の足跡;各テーマ毎の提言と現実の動き;提言効果の総合評価)
第2章 提言に当たっての各地での議論(盛岡;京都;長崎;東京)
第3章 二十一世紀への提言と解説(政策上の三つの柱;若干の個別課題;国民的運動の呼びかけ)