内容説明
食用や肥・飼料としてだけでなく、工業・医薬など多方面で幅広く利用されている海藻。新たに、寒天などの多糖類の高度利用や、これまで伝承でしかないとされていた育毛効果、さらに世界で初の海藻発酵製品の誕生、バイオ燃料の開発研究などの新知見を紹介し、新たな方向性を探る。
目次
第１章 海藻と海草
第２章 世界の海藻資源とその利用
第３章 海藻の一般化学成分
第４章 海藻のタンパク質と脂質
第５章 海藻の炭水化物と食物繊維
第６章 海藻の無機成分とビタミン
第７章 海藻の生理活性物質
第８章 海藻の発酵製品
第９章 海藻の肥料・飼料への利用
第１０章 海藻の美容効果と育毛作用
第１１章 海藻のエネルギー源としての利用
第１２章 海藻の安全性
著者等紹介
山田信夫［ヤマダノブオ］
１９５７年北海道大学大学院水産学研究科修士課程修了、静岡県水産試験場勤務。１９６６年水産学博士。１９８８年静岡県水産試験場長。１９９０年東海大学海洋研究所教授。１９９１年東海大学大学院海洋学研究科教授。２００３年ＺＨＥＪＩＡＮＧ ＯＣＥＡＮ ＵＮＩＶＥＲＳＩＴＹ客員教授（中国浙江省舟山市）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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