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内容説明
なるほど、そういう秘密があったのか!百首の歌に込められた知られざる百の物語を味わう。
目次
序章 百人一首の成り立ち―もっとも有名な秀歌撰はいかにして生まれたか
第1章 風雅に秘められた想い
第2章 移ろう心の行末
第3章 三十一音にうつす人の世
第4章 ままならぬ境涯を憂う
第5章 妖しき恋の駆け引き
第6章 命がけの恋に身を焦がす
著者等紹介
吉海直人[ヨシカイナオト]
1953年長崎県生まれ。同志社女子大学表象文化学部日本語日本文学科教授、小倉百人一首文化財団評議員。専門は、平安・鎌倉時代の物語文学、および和歌文学の研究。百人一首の研究者で、「異本百人一首」の発見をはじめ、さまざまな関連資料を発掘している。また、百人一首グッズのコレクターとしても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えも
16
地図は思ったより少なかったけど、一首ごとの由来がわかると歌の意味も納得でき、腑に落ちるものです。今の子等は小学校で年20首づつ暗記させられてるけど、自分だったら少しでも意味が解ったほうが覚えられるな。とは言えこの本は小学生には難しいので、子供向けがあると好いよね♪2014/08/03
たけとり
1
歌に関する場所の地図や歌人の家系図がついていて便利。あと巻末の歌人生存年表が何気に便利でした。2012/05/11
wang
0
百首の和歌を解説し作者の紹介も。歌に読み込まれた地名をもとに、その場所と作者の関わりや、その場所がどんな場所だったかの解説もある。平安期以前の文人はそれほど旅をしないので、実際にその地を訪れた場合なんらかの因縁があり物語がある。訪れずに読む場合は序詞やその地の持つイメージを歌に取り込んでいるため、どういう地であると考えられていたのか知るとさらに歌の味わいが深まる。色々な解釈の仕方でずっと歌に対する思いが深まる。2015/10/29
ルルイエ
0
読みやすかった。図説は全ての歌にはついていない。地図は特に少ない。百首あるから仕方ない。内容でグループ分けされていて時代順でもない。在原業平から始まり定家で終わる。私は菅原道真、陽成院、崇徳院など不遇な一生の歴史的人物の背景に興味があるので、その辺はある程度良かった。2025/04/15
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