内容説明
内外の電気機関車とディーゼル機関車について、その構造と技術の発展の経過、各国の状況とメーカーの変遷などを長らく車両の開発・設計に携わってきた2人の著者が詳細に解説。
目次
第1章 機関車の基礎知識
第2章 電気機関車
第3章 電気式ディーゼル機関車
第4章 液体式ディーゼル機関車
第5章 インバータ式の電気機関車とディーゼル機関車
第6章 新しい方式の機関車
第7章 粘着特性の解明と制御
第8章 電機技術
第9章 車体と台車の技術
第10章 機関車のマーケット・業界・生産状況
第11章 これからの課題
著者等紹介
石田周二[イシダシュウジ]
1933年生まれ。京都大学大学院(機械)1年修了、(株)日立製作所入社、笠戸工場、水戸工場にて国内外のディーゼル機関車、電気機関車の取りまとめと機械部分の設計開発、運行管理システムなどシステム製品の設計開発に従事、水戸工場主官技師長兼笠戸工場主管技師長、全社材強振動部会長、(株)ひたちなかテクノセンター常務取締役(出向)を経て退職。台車軌道系の摩擦振動とレール波状摩耗の研究で工学博士(九州大学)、技術士(機械部門)
笠井健次郎[カサイケンジロウ]
1935年生まれ。東京大学工学部機械工学科卒業、(株)日立製作所入社、笠戸工場にて鉄道車両、モノレール、オフロード車両等の研究開発に従事、車両のアクティブ振動制御で斯界に先駆け、制御付振子電車の実用化に寄与。広島大学非常勤講師(交通機械担当)。一時期、社内ベンチャー組織で業務用映像機器の開発、製造担当。退職後、技術士(総合技術監理部門、機械部門)事務所開設。赤門鉄路クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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