造船技術と生産システム

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 236p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784425713912
  • NDC分類 550
  • Cコード C3056

内容説明

幅広い造船技術を生産システムの面からとらえ、建造技術の発展の歴史や、現在の最新技術・将来動向について解説。

目次

第1章 造船システムの歴史
第2章 建造システム
第3章 生産計画・管理
第4章 現図・生産設計
第5章 NC切断
第6章 鋼板の曲げ加工
第7章 溶接の自動化
第8章 歪の矯正
第9章 艤装・塗装の自動化
第10章 工作誤差と精度

著者等紹介

奥本泰久[オクモトヤスヒサ]
1965年広島大学工学部船舶工学科卒。1965年‐1991年石川島播磨重工業(株)船舶海洋事業本部。1992年‐現在、近畿大学工学部。現在、同知能機械工学科教授、大学院システム工学研究科教授。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Uzundk

1
世界大戦前後の一品ものの工芸的な生産から規格生産、そして建造全体の最適化を行う製造製品へと変わっていく間の要素についての話。長大な製品だからどのように分割をして組み立てるのか、稼働を使い切るための工夫がすごい。骨材部分の小組み立て、皮材を含めた大組み立て、艤装がそれぞれのサイズ、ブロック間の繋がりなどを考慮して組み立てられ船上での艤装はもう10%程度しか無いとか。 あとは如何に適切に曲げ、歪みを取るのかが詳細に検討されている点が印象的だった。2014/09/16

ひろただでござる

0
巨大な船体のセンターをどうやって出しているのかが知りたくて。話は逸れるが、デジタル技術の進歩で技術者数は減るのに高い技術を持つ若い技術者を確保しなければならないという…。経験と勘を数値に置き換えだれでも出来るようになったけどなぜそうなるのかわからない事になるのではないかと。センターの出し方そのものは構造物自体の精度よりも天候や計測方法によるところが大きく、例え誤差が生じていても製作誤差か計測誤差かを識別できないらしい…全長400m超えるような船もあるからなぁ。何事も標準化していく日本の技術力は確かに凄い!2015/05/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1801225
  • ご注意事項

最近チェックした商品