内容説明
読んで、エネルギーと環境の未来を考える!エネルギーと環境問題について、正しい理解を深めるための55の疑問に、エネルギー工学の専門家がていねいに答える。
目次
1 環境問題
2 再生可能エネルギー
3 エネルギーの基本
4 省エネルギーの極意
5 身の回りの不思議なこと
6 資格、制度および政策
7 いろんな人に聞いてみました!
付録:もう少し詳しく知りたい人のために
著者等紹介
刑部真弘[オサカベマサヒロ]
工学博士、日本機械学会フェロー、専門はエネルギー工学。2002年スマート研究会を立ち上げ、不安定な再生可能エネルギーを受け入れるためのスマート構想を発表した。さらに、震災後の東北に過疎高齢化に対応した防災エネルギーシステムを提案している。文化庁芸術祭大賞等を受賞したNHK番組「メルトダウン」シリーズの事故分析にも協力した。ブルーカーボンの啓蒙活動も行っている。1980年東京大学大学院工学系研究科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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竜王五代の人
1
各種新エネルギーだけでなく(かつての松根油のように、潜在量だけではしゃぐだけでなく、実現性があることを祈る)火力など既存の装置をより変換率を高めることなど省エネルギーにも目配りした良い本。たいがいはどこかに駐車している電気自動車を、社会的な電気インフラの一部として組み込もうという発想には感心した。ただ、こういうことは理詰めでやってほしいので、何とも知れない活動家発言集が組み込まれているのは興ざめ。カルノーサイクルなど、エネルギー変換には物理学上おのずと限界があると諭すところはよい。2022/11/27
ロッカ
0
かルノーサイクルなつかしいがなかなか理解できない。偽善と言われても温暖化防止のための節約、省エネ。やります。2019/07/03