内容説明
蒸気タービンは往復式内燃機関に比して極めて単純な回転機関である。本書では記述を平易に、説明は詳細に、かつ随所に注記を施して、何ら特別の予備知識のない読者でも容易に理解できるように配慮した。読者の知識のまとめならびに国家試験の受験者の便宜のために、各章末に最近の海技試験問題と類題ならびにそれらの略解を掲載してある。
目次
第1章 慣用単位系とSI(国際単位系)
第2章 熱
第3章 蒸気の性質
第4章 蒸気サイクル
第5章 蒸気タービンの基本形式および分類
第6章 ノズル(または静翼)および動翼を通る蒸気の流れ
第7章 段落線図効率
第8章 諸損失
第9章 蒸気タービンの性能
著者等紹介
古川守[フルカワマモル]
昭和19年2月神戸高等商船学校機関科卒業、大阪商船株式会社入社。昭和22年1月海技専門学院助教授。昭和30年4月神戸商船大学助教授。昭和41年10月神戸商船大学教授。昭和55年2月神戸商船大学附属図書館長。神戸商船大学名誉教授。工学博士
杉田英昭[スギタヒデアキ]
昭和40年9月神戸商船大学商船学部機関学科卒業。昭和48年4月神戸商船大学助教授。昭和55年11月工学博士(大阪大学)。昭和63年4月神戸商船大学教授。平成6年4月神戸商船大学学生部長。平成14年1月神戸商船大学副学長(教育担当)。平成15年10月神戸大学教授・評議員。神戸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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