石油の環分析―その計算方法と効用

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  • サイズ B5判/ページ数 77p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784425660513
  • NDC分類 575.5
  • Cコード C3056

内容説明

石油類の分子構造基を分析する「環分析」は、いまだ国内規格に規定されていないが、石油類の識別やエンジン等の障害防止のために注目を集めている。本書は、米国のASTM規格の環分析方法をもとに、その欠点を補足し、現行の物性項目からの計算分析を可能にした新しい環分析方法を、具体的なデータとともに解説。石油の品質管理に新風を吹き込む、関係者必携の書である。

目次

第1章 石油化学概説(石油の組成;石油の分子構造を示す略号)
第2章 石油の環分析方法(ASTM法;石油の屈折率 ほか)
第3章 石油の環分析結果の効用(わが国輸入原油;石油製品油 ほか)
第4章 石油精製法概説(常圧蒸留;熱分解 ほか)

著者等紹介

小川勝[オガワツヨシ]
1945年高等商船学校機関科卒業。船舶運営会入会。1967年海上保安大学校教授。同校海上公害研究室長併任。海上保安試験研究センター併任。水産大学校講師併任。広島商船高等専門学校講師併任。1984年海上保安大学校教頭。現在、海上保安大学名誉教授。研究項目は燃料・潤滑・海洋保全
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