メガフロートから海上都市へ―海洋空間を拓く

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  • サイズ B6判/高さ 19cm
  • 商品コード 9784425562015
  • NDC分類 558.5
  • Cコード C3052

内容説明

メガフロートの持つ技術的特徴を振り返ると共に、人類が取り組んできた「海の上を如何に使うか」、その探求心と社会的要請を踏まえると共に「浮体式構造物の歴史」、海の上を利用するために「克服すべき環境条件」を解説。メガフロート技術を用いた「医療施設」の構想及び建築家の長年の夢であった海上都市建設について、日本と世界の動向について解説し、合わせて新しい国土の創造を担う海洋空間利用について解説していく。

目次

第1章 海の上を使うには
第2章 浮体式構造物開発の歴史
第3章 どう浮かせるか
第4章 どう安定させるか
第5章 どう係留するか
第6章 メガフロートのつくり方
第7章 「メディフロート」プロジェクト
第8章 海上都市の夢

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンセット

1
『日本沈没』の第二部でメガフロートが出てきて気になってたけど、羽田空港のD滑走路をメガフロートで作る計画があったとは知らなかった。海洋空間を広く調査・研究・開発するには、それに携わる人々の居住施設、医療施設、生活用品の販売施設のほか、港湾施設や娯楽施設も必要、とあって普通の街作りと同じなんだなと思った。橋や船といった移動手段が大事とか、避難計画も考えないといけないとか。平面的に巨大な構造物の安全性や、係留して留められるかなどが今後の課題とのこと。本の種類としては造船関係の本になるらしい。2019/10/30

こずえ

1
海上都市、創作のネタにはなるし夢が膨らむ。 あまり原理とかについては詳細に触れてなかったのであるていど建築等の知識がある人むけ

山田浩司

0
海上空間を活用する手法として、コンクリート壁による隔離から土砂等による埋め立て方が主流だったが、 埋め立てに向いた浅瀬が少ない事や、魚介類や藻類に取っての浅瀬という環境の喪失が問題となっており、 陸から離れた所に物を浮かせてつくられた構造物、所謂メガフロートの開発が進んでいる。 発想自体は、おそらくノアの箱舟のように古くからあるものだが、開発から実用化までの歴史・手法について書かれており、中々にに興味深い一冊。2023/02/18

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