気象ブックス
酸性雨から越境大気汚染へ

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  • サイズ B6判/ページ数 146,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784425553518
  • NDC分類 451.64
  • Cコード C1344

出版社内容情報

100年以上前にヨーロッパで問題になった酸性雨から、いま問題になっている国を超えた大気汚染の歴史と現状、将来をまとめた書。

内容説明

酸性雨は古くて新しい環境問題です。100年以上前にヨーロッパの工業都市で見つかったこの問題は、やがて国内にとどまらず、欧米では国境を越えた環境問題として認識されるようになりました。日本の酸性雨も例外ではありません。世界の関心は現在、生産活動の進展が著しい東アジアの越境大気汚染に集まっています。本書では、酸性雨100年の歴史を振り返り、日本と東アジアの現況を分析するとともに、将来のあり方について述べます。

目次

第1章 アルカリ産業の勃興
第2章 降水化学のあけぼの
第3章 深刻化する大気汚染
第4章 酸性雨問題のはじまり
第5章 東アジアの酸性雨
第6章 環境問題の質的な変化
第7章 越境大気汚染の解明に向けて

著者等紹介

藤田慎一[フジタシンイチ]
1949(昭和24)年北海道札幌市生まれ。北海道大学大学院理学研究科地球物理学専攻修士課程を修了し、1975年(財)電力中央研究所に入所。同所の大気科学部長、研究コーディネーター、研究参事などを経て、2010年同所の研究顧問。この間、東京理科大学客員教授、東京大学、埼玉大学、龍谷大学の非常勤講師を歴任。理学博士(名古屋大学)。受賞歴:環境科学会論文賞、大気環境学会学術賞・同論文賞、日経地球環境技術賞(代表受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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takao

0
研究者の棲み分けをしない。2016/10/26

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