内容説明
東京大学の研究者が中学生・高校生におくる最新の「海の研究」ガイド。生物多様性、地球温暖化、海洋汚染、プラスチックごみ、深層海洋循環、津波防災などの「海」に関する研究の最前線を研究者とサイエンスライターが協力して、読者の立場に立って分かりやすく記述しました。さらに研究の動機、海への思い、研究生活のエピソードなど、「先生のプライベート」にも迫ります。コラムでは自分たちでできる実験や、身近な「海」のテーマを紹介します。東京大学の海の研究者からのメッセージです。
目次
01 動物目線で調べる海洋動物の暮らし
海洋生態系の保全に向けたバイオロギングの活用
02 貝類の多様性と進化にせまる
03 子孫を残す行動につながる神経メカニズムに挑む
04 謎深き魚、ウナギを追って
05 地球はなぜ奇跡の星になったのか?
06 さまざまな人と関わる学問、それがサンゴ礁学
07 白いブラックボックス、北極海から気候変動をさぐる
08 誰もが参加できる海洋観測!新しい海洋情報の創出とその活用
09 気候変動の鍵を握る深層海洋循環の謎への挑戦
10 東京湾の生い立ちから地下構造を知り災害に備える
11 過去の自然災害を読み解き未来へ生かす
著者等紹介
茅根創[カヤネハジメ]
1959年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。通産省(現経済産業省)地質調査所主任研究官を経て、東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻、教授。専門分野は、地球システム学、サンゴ礁学
丹羽淑博[ニワヨシヒロ]
1969年生まれ。北海道大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士課程修了。理学博士。東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センターを経て、現在は国立極地研究所国際北極環境研究センター・特任研究員。専門分野は海洋物理、海洋教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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