竜巻―メカニズム・被害・身の守り方

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  • サイズ A5判/ページ数 151,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784425513819
  • NDC分類 451.5
  • Cコード C0044

内容説明

竜巻の科学的メカニズムを丁寧に解説!日本の竜巻を知る!!竜巻から身を守る方法を知り、防災に役立てる!日本の竜巻を研究して30年!竜巻研究の第一人者が解説する日本における竜巻の実態。

目次

1章 竜巻とは何か(突風をもたらす大気現象;つむじ風と竜巻;アメリカの巨大竜巻トルネード;F(フジタ)スケール
積乱雲の組織化)
2章 竜巻の怖さ(竜巻の発生;竜巻の前兆;被害の特徴)
3章 日本の竜巻がもたらした被害~現地調査から~(酒田市の竜巻(羽越線事故)―2005年12月25日
佐呂間竜巻―2006年11月7日
つくば竜巻―2012年5月6日
2013年9月に各地で発生した竜巻)
4章 竜巻から身を守る(頑丈な建物とは何か;身を守る行動;日本の竜巻リスク;竜巻注意情報をどう受け止めるか;竜巻の予測)
5章 日本における竜巻の実態(日本の竜巻;竜巻の発生場所と原因;台風に伴う竜巻の発生;冬の竜巻;月別発生頻度と発生時刻;ドップラーレーダーによる観測)

著者等紹介

小林文明[コバヤシフミアキ]
1961年11月3日生まれ。北海道大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士後期課程修了。防衛大学校地球科学科助手、同講師、同准教授を経て、防衛大学校地球海洋学科、科長・教授。千葉大学環境リモートセンシング研究センター客員教授(H23~H24)。日本大気電気学会会長、日本風工学会理事。専門は、メソ気象学、レーダー気象学、大気電気学、研究対象は積乱雲および積乱雲に伴う雨、風、雷(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

16
僕が一番恐れるのは、竜巻が原発を襲い、放射能竜巻なる前代未聞の事態になること。竜巻前兆の写真は、アーククラウド、乳房雲、かなとこ雲(巻頭)。家の中で隠れる場所は、浴槽かトイレがベストという。1961年~2011年までで、1230の竜巻のうち、被害があったのは520の4割。人的被害は240あったという。死者は39人。負傷者2千人(74頁~)。これは多いのだろうか、少ないのか、ふつうか。学校や10代の負傷者が多いので(77頁円グラフ)、学校関係者も竜巻では安全第一で生徒を守る必要がある。  2014/10/18

しょーよー

1
専門書なのに内容がそんなに固くなく、よみやすかった。2016/11/10

こばこ

0
竜巻をやってきた、専門家による書籍。解説書的な読み物も面白いけれども、専門家が書いたものは研究の先端も垣間見えるのが良い。半端な解説書を1冊読むより、こう言うのをちゃんと1冊読んだ方がいいのかも。2015/08/01

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