出版社内容情報
植物と気候の関係に着目。緑の猛暑緩和効果、森林のCO2吸収と温暖化などのテーマを通じて植物と気候風土の関連を読み解く。
内容説明
「緑のカーテン」はホントに涼しいか?
目次
序章 木の葉の表面温度は意外に高いが、環境の指標になっている
1 植物と気候との関係について
2 都市公園の冷却効果
3 植物の葉っぱの表面温度
4 樹木年輪は温度だけではできない
5 花粉は高温条件だけでは飛ばない
6 植物季節で温度がわかるか?
7 酸性雨に対してアサガオがリトマス紙の働き
終章 植物は環境指標あるいはCO2吸収体になっているか?
著者等紹介
福岡義隆[フクオカヨシタカ]
1939年生まれ。東京教育大学大学院修了、千葉県公害研究所、福島大学教育学部助教授、カリフォルニア大学ロサンゼルス(文部省在外研究員)、広島大学総合科学部助教授、同大学教授、同大学院教授、立正大学地球環境科学部教授、同大学院教授、立正大学環境科学研究所所長、立正大学大学院ORCセンター長を歴任。広島大学名誉教授、立正大学名誉教授、理学博士。1997年環境庁長官賞(地球環境保全功労賞・地球温暖化e部門)受賞。2009年環境情報科学センター賞(特別賞)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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