内容説明
内陸都市はなぜ暑くなるのか?最高気温日本一を記録した埼玉県熊谷市をモデルに都市気候学の視点からそのメカニズムに迫る。さらにシミュレーションによる暑さの再現・影響・緩和策までも論じる。
目次
第1章 都市気候研究の系譜
第2章 内陸都市の猛暑をはかる
第3章 内陸都市はなぜ暑くなるか~メカニズム
第4章 数値シミュレーションによる内陸都市の暑さの再現
第5章 都市の暑さの影響
第6章 「緑のカーテン」と「風の道」は猛暑を緩和できるか?
第7章 あとがき
著者等紹介
福岡義隆[フクオカヨシタカ]
1939年生まれ。東京教育大学大学院修了、千葉県公害研究所、福島大学教育学部助教授、カリフォルニア大学ロサンゼルス(文部省在外研究員)、広島大学総合科学部助教授、同大学教授、同大学院教授、名誉教授、立正大学地球環境科学部教授、同大学院教授、立正大学環境科学研究所所長、立正大学大学院ORCセンター長を歴任。1997年環境庁長官賞(地球環境保全功労賞・地球温暖化e部門)受賞。2009年環境情報科学センター賞(特別賞)受賞
中川清隆[ナカガワキヨタカ]
1950年生まれ。筑波大学大学院博士課程地球科学研究科中退。金沢大学教育学部、上越教育大学自然系を経て、立正大学地球環境科学部教授、上越教育大学名誉教授、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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