内容説明
クルーズ船を日本の港へ!2025年の目標として訪日クルーズ旅客数250万人、外国籍船の寄港回数2,000回、外国籍船が寄港する港の数を100港にするとの目標が掲げられました。こうした目標を達成するためには、これまで培った経験やクルーズ船社へのポートセールスをさらに実効性のあるものとする取り組みが必要になります。本書は、クルーズ船の歴史からクルーズ船の誘致、寄港に関する業務を網羅的に掲載、クルーズ関係業務に携わる方の基礎知識の習得に役立てていただける内容です。クルーズ船の誘致に関わる港湾関係者はもちろん、クルーズ産業に携わる方がたのテキストに最適な一冊です。
目次
第1章 クルーズとクルーズ船
第2章 クルーズ産業の歩み
第3章 クルーズ産業―構造と特徴
第4章 クルーズの現況
第5章 クルーズ船誘致と関連組織
第6章 クルーズ船の寄港受け入れ
第7章 クルーズ船運航会社とクルーズ関連業務
第8章 船舶運航に関わる国際ルール
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Танечка (たーにゃ)
4
クルーズ船を迎える関係者向けの本なのだが、単にクルーズ旅行が好きな人も楽しめそう。クルーズ船の旅程が決まるまでに、どのようなプロセスがあるのか(寄港地候補の自治体による誘致や、水や食料その他の補充といったビジネス、寄港地観光の企画など)、舞台の裏側をサラッと知れる。2024/08/24
くらーく
2
クルーズも中国客を除けば、コロナ前に戻ってきたそうで。本当に大きなクルーズ船は、乗員乗客で1万人近くになるそうで、それこそその辺の自治体が海の上を移動しているような物だな。温暖化ガス排出量が問題になるのもうなずけるわ(別の本だったけど、これは)。 日本のクルーズ人口は30万人程度だそうで。40代の頃は、ちょっと憧れもあったが、たぶん、2,3日で飽きてしまうと思うのだわ。1泊2日のフェリーですら時間を持て余していたからなあ。 日本には港も多々あるし、おもてなしマインドもあるし、もっと盛んになると良いですな。2024/02/24