経済と社会<br> 音楽社会学

経済と社会
音楽社会学

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  • サイズ A5判/ページ数 327p
  • 商品コード 9784423894040
  • Cコード C3036

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てれまこし

8
音楽理論に通じない者にはついていけない内容だが、ウェーバーがこんなものを書いたのは趣味以上の理由がある。「合理化」とは資本主義経済や官僚制の発展に止まらない西洋文化全体にわたる傾向で、宗教や音楽も例外でない。西洋においてだけ合理的な音楽(和声中心の音楽)が生み出された。それは何故か。やはり宗教と音楽の合理化過程のあいだに並行的な論理が働いてる。宗教と同様に、まずは「達人」向けの玄人芸が発展するが、万人向けの理論の対象になってはじめて「合理化」が起こる。前者は世界的で起きたが後者は西洋にしか起こらなかった。2025/04/12

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