内容説明
本書はゲーム理論の基本を簡潔に説明するとともに、産業組織論をはじめ国際貿易論、労働経済学、マクロ経済など広い分野にわたる格好の応用例を取り入れて、実際に使えるように工夫された最良の入門書。
目次
1 完備情報の静学ゲーム
2 完備情報の動学ゲーム
3 不完備情報の静学ゲーム
4 不完備情報の動学ゲーム
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あおいとり。
4
入門書とこの本の一番の違いは「均衡経路を求めるだけか否か」と言うことだと思う。この本では他の入門書でよくある不完備情報動学ゲームにおいて均衡経路を求めるだけに留まらず、均衡経路にないpathにおけるそれぞれの信念についての解説にそれと同程度紙面が割かれており物凄く勉強になった。ただ行間が多数存在するためきちんと読んで理解するには計算を埋めて行かなければならず、それが読了を遅くした反面かなり理解に役立った。またその作業を飛ばしてもサマリーだけは十分に伝わると言う点でも最高の中級書なのだと思った。2014/07/20
似非經濟學徒
3
まぁ読むだけ読んだけどまぁ読み直すよね2013/11/25
金糸雀
2
読めるようになってるようで最後のあたりはやっぱりさっぱり2012/09/28
みゆき
1
・これは入門書ではない。 ・しかーし!ゲーム理論に精通するためには避けては通れぬ道なのである。 ・B3~M1向け2020/03/30
クラマー
1
応用例豊富で例の流れを自分で計算しながら追うことで理解が深まる。不完備動学の4章は理解が怪しい.....ので練習問題含め再読予定。2014/11/02