内容説明
本書は、明快な文章、具体的なものにたいする心配り、社会経済事象を重視した巧みな構成をかねそなえ、ロシヤ・東欧をふくむヨーロッパの展開のすべてを包摂したすぐれた全体史である。
目次
第1編 西方におけるローマ世界の終末(回教徒の侵入まで)
第2編 カローリンガ時代
第3編 封建ヨーロッパ
第4編 叙任権闘争と十字軍
第5編 市民の対立
第6編 西ヨーロッパ諸国の登場
第7章 13世紀における教皇権の主導権とフランスの主導権
第8編 ヨーロッパの危機(1300―1450年)
第9編 ルネサンスと宗教改革