目次
１ 初期中世の教会と国家（フランク王権の伸長における役人層と聖職者層；初期「ドイツ」王国の統合と教会―司教人事政策の展開を中心に；十―十二世紀のイングランドにおける「国家」と「教会」―とくに教会人事と軍事の観点からみた「アングロ・イングリッシュ期」の教会国家体制研究序説）
２ 統合的諸権力の展開（皇帝フリードリヒ一世の統治と帝国諸団体；原スイス永久同盟の国制的意義；自由帝国都市マインツの統治構造におけるツンフト；一五世紀のフィレンツェにおける権力構造―研究視点についての予備的考察；十三世紀イングランドにおける教会と国家―裁判管轄権をめぐって）
３ 宗教改革と国家（一五・一六世紀ドイツの帝国財政と帝国の国家性；宗教改革期における西南ドイツ都市の外交政策；十六世紀後半のバイエルンにおける反宗教改革；イングランド宗教改革と国教強制―エリザベス時代を中心に；一六世紀後半モスクワ国家の西方進出）
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