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有と時

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  • サイズ A5判/ページ数 651,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784423196267
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C3310

出版社内容情報

20世紀もっとも影響力をもった哲学書Sein und Zeit(1927年刊)の、最高水準の決定訳。

目次

序論 有の意味への問の概要的提示
第1部 現有を時性に向って研究的に解釈することと、時を有への問の超越論的地平として解明すること(現有の準備的基礎分析;現有と時性)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

田舎暮らしの渡り鳥

8
「存在と時間」。実力からして咀嚼できたのには程遠いが、「死」「手元性」「世界内存在」「気遣い」など日常性の観察に根ざした哲学であることはなんとなく掴めた。四〇代で書いていることにも意味がありそうである。2019/11/23

田舎暮らしの渡り鳥

3
二度目でだんだん輪郭がつかめた、またずっと後でもう一度、二度読みたい本だ。唯「世界」論とでもいえる。環境思想などに通底するのでは。2019/12/08

Püppie

0
西洋哲学史をまとめて勉強するために最適。あのころはこの本と共にプラトンからフッサールに至る数十冊の邦訳を読みつつ、自分の理解とハイデガーの理解を比較した(『有と時』では関連書籍の索引が哲学者ごとにあるのが便利)。人文科学分野の読書好きには思い出となるであろう一冊。カント畑の先輩からは彼のカント解釈が甘い、プラトン畑の先生からは彼のプラトン理解が古いとの言われたが、最初から最後まで考え抜こうとした(未完ではあるが)哲学史上稀な書であり、この内で過去の哲学者たちの経験もまた彼なりの仕方で生かされている。2010/03/21

ねじけ

0
付き合わせにはこれでなければ。

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