目次
序章 『論語義疏』研究の目的と本書の構成(皇侃について;『論語義疏』に潜む問題 ほか)
第1章 旧抄本『論語義疏』の研究(『論語義疏』の日本伝来とその時期;旧抄本『論語義疏』成書過程の解明 ほか)
第2章 敦煌本『論語疏』の研究(敦煌本『論語疏』経文の検討;敦煌本『論語疏』に見える「通釈」の検討 ほか)
第3章 旧抄本『論語義疏』と敦煌本『論語疏』(敦煌本『論語疏』の分章再論;敦煌本『論語疏』と旧抄本『論語義疏』の疏について ほか)
第4章 『経典釈文』「論語音義」と『論語義疏』(「論語音義」に見える『論語義疏』と『論語義疏』改竄説;「論語音義」所引『論語義疏』 ほか)
附論(呉騫『皇氏論語義疏参訂』十巻初探;『論語義疏』の二種の校本、『根本校正本』と『武内校本』をめぐって ほか)
著者等紹介
高橋均[タカハシヒトシ]
1936年3月、神奈川県に生まれる。東京教育大学文学部文学科(漢文学専攻)卒業、同大学院文学研究科(中国古典学専攻)博士課程単位取得退学。日中学院講師、東京教育大学文学部助手、鹿児島大学教育学部助教授、東京外国語大学外国語学部教授、大妻女子大学短期大学部教授を経て、東京外国語大学名誉教授、大妻女子大学短期大学部名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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