出版社内容情報
【解説】
新約聖書に出てくるたとえ話と奇跡物語を中心に、その解釈とそれの持つ意味をわかりやすく語って、愛の構造、愛の本質をときあかし、イエスの実存と私たちの実存を対決させ福音の史実性と一般性を明らかにする。
【目次】
序 愛について
I 愛のはたらき
II 生命と真実の支配する世界
III 愛と真実
IV 奇跡物語
V 愛の構造
【著者紹介】杉瀬祐（すぎせゆう） 1925（大正14年）福岡市に生まれる。現在（注；1988年当時）、神戸女学院大学教授、上賀茂伝道師牧師。1948（昭和23年）同志社大学神学部卒。日本基督教団宮崎教会、神戸教会、京都教会副牧師、東京久が原教会牧師、同志社女子大学教授、神戸女学院中高部長など歴任。1958～1960米国シカゴ大学神学部、マコーミック神学校に留学。1977～1978米国イエール大学神学部に客員研究。著訳書「新約聖書の思想的成立とその発展」「信仰の五つの柱」「キリスト教の神」、ウオルトン「初版本釣魚大全」「釣魚道」
