出版社内容情報
【内容紹介】
俳句の季語とは、日本人の暮らしから生まれた季節感や生活感、ときには人生観さえも表現した言葉で、その数は数千ともいわれる。この、季語の意味や由来を簡潔に解説、日本語の美しさ・奥深さが学べる本。春・夏・秋・冬・新年の季語225を厳選し、その季語の「本意」をわかりやすく紹介した。例句はもちろん、季語を暮らしに取り入れるため、数多くの手紙文やスピーチ案など使用例も載せた。俳句愛好者はもちろん、学生、ビジネスマンなど広い層にアピールする。
【一部文例】
「龍田姫」(秋の季語)秋の野山をつかさどる女神
【手紙文例】
秋の女神、龍田姫の裾がふれていったのでしょう。山の紅葉が麓にむかってどんどん下りてきます。今度の日曜日あたりが、紅葉の見頃です。散策にお出でになりませんか。
【好評関連書】
俳句の花鳥 吟行セット
内容説明
俳句の季語にこめられた由来や本意、美意識を知り、日本人独特の繊細な季節感を実感する。日本語の素養を深める、春夏秋冬の「旬」の言葉が満載!手紙・スピーチ・メールなどに利用できる季語の使用例付き。
目次
第1章 春の季語(東風;雪しろ ほか)
第2章 夏の季語(清和;風薫る ほか)
第3章 秋の季語(今朝の秋;星合 ほか)
第4章 冬の季語(今朝の冬;しぐるる ほか)
第5章 新年の季語(去年今年;初御空 ほか)
著者等紹介
辻桃子[ツジモモコ]
1945年横浜生まれ東京都育ち。1987年月刊俳句誌『童子』創刊主宰。著書に句集『饑童子』(沖積舎、第5回加藤郁乎賞)他9冊。詩集『やさしい罠』(第1回資生堂花椿賞)など
安部元気[アベゲンキ]
1943年生まれ。島根県出身。青森県南津軽在住。元朝日新聞記者。俳句誌『童子』編集長。俳句総合誌に時評を執筆
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。