出版社内容情報
どうぶつの絵を描かせたら右に出る者はいないと定評のある絵本作家・あべ弘士と、回文の第一人者・せとちとせがタッグを組んだ、勉強になるのにおもしろすぎる回文絵本!
前から読んでも後ろから読んでも同じ言葉になる回文で解説する、「どうぶつ地球(ワールド)ニュース」。
キャスターはアナウンサーの「子猫ねこ(回文)」、ニュース解説は回文研究家の「絹田狸(回文)」。2匹とちょっととぼけた動物たちが、世界のあちこちからいろんな話題をお届けします。
後ろからも読みやすいように、回文は大きな袋文字や色付けをしています。見ただけで、後ろからも読みたくなる仕掛けになっています。また強調していない“隠れ回文”もあり、見つけたお子さんは大喜びすることでしょう!
見た人をどうぶつ地球ニュースの世界に誘う絵は、旭山動物園の飼育員として25年間働いたあべ弘士だからこそ描けるもの。ユーモアたっぷりな場面から大迫力の場面まで、説得力と臨場感、動物への愛が感じられます。
難しいはずの回文の説明も、絵のおかげで簡単に理解でき、読み進めるうちに回文の虜に。絵本を楽しんでいるうちに、言葉遊びが好きになり、語彙力もアップ!
見開きごとに掲載されているQRを読み取ると、朗読動画を視聴することができます。朗読は、豪華9名のMBSアナウンサーによるもの。プロの声に聞き入ってしまうこと間違いなし! 文字が読めないお子さんなら読み聞かせに、文字が読めるお子さんには朗読のお手本になります。
子どもだけでなく大人も夢中になってしまう、家族で楽しめるおすすめの一冊です。
内容説明
あべ弘士とせとちとせのユーモアいっぱいで、くすっと笑える回文絵本!
目次
オープニング 回文の説明
きょうのニュース 迷子の子ゾウの話題
きょうのニュース 赤ずきんちゃん事件
きょうの天気 お天気うそ予想
スポーツ 大ずもう 千秋楽
きょうのお料理 ネコマンマのまんま
きょうのニュース 不思議な北海道のサル
エンディング キツツキコマコの歌とトナカイカナトのドラム
著者等紹介
あべ弘士[アベヒロシ]
絵本作家。1948年、北海道旭川市生まれ。1972年から25年間旭山動物園の飼育係として、ゾウ、ライオン、フクロウなどさまざまな動物を担当する。1996年旭山動物園を退職し、絵本制作を中心に、全国でワークショップなども行なっている。著書は200冊以上。講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版賞、JR賞、赤い鳥さし絵賞、産経児童出版文化賞美術賞、北海道ゆかりの絵本大賞、日本児童ペンクラブ児童ペン賞絵本賞など受賞多数
せとちとせ[セトチトセ]
回文作家。1950年、京都府舞鶴市生まれ。大阪大学基礎工学部に入学後、自分は「さかさまの」文科系人間であったことに気づき、広告会社・博報堂に入社。純粋クリエイティブを目指すも、広告は半分以上が交渉ごとであることが判明。ここでもなんだか「さかさま」。エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターとして、流行語大賞、カンヌCMフェスティバル銀賞、ACC金賞、ギャラクシー賞CM部門賞などを受賞。現在は、個人オフィス「企画とプレゼン/キプレ」を開設。大学講師、俳人協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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