出版社内容情報
中沢新一氏推薦「この国で長いことタブー語のような扱いを受けていたオカルトという言葉に本格的な解明の光を当て、文化としての正当な位置付けを回復しようとした勇気ある書物!」
メスメルとパラケルスス、エリファス・レヴィとルネ・ゲノンとユリウス・エヴォラ、「ヘルメス文書」とキリスト教、神智学とエニアグラム、エサレン研究所とシュタイナー……。
パリ在住の文明史家がエゾテリスムの歴史をたどり、欧米のオカルティズム最新事情を考察を交えて、レポートする。
内容説明
西洋史・近代史を通して秘教の系譜を描き、オカルティズムから得られる知恵を混沌の時代に生かす方途を探る。メスメルとパラケルスス、エリファス・レヴィとルネ・ゲノンとユリウス・エヴォラ、「ヘルメス文書」とキリスト教、神智学とエニアグラム、エサレン研究所とシュタイナー…パリ在住の文明史家がエゾテリスムの歴史をたどり、欧米のオカルティズム最新事情を考察を交えて、レポートする。
目次
プロローグ SBNRとエコフェミニズム
第1章 フランス型個人主義とエゾテリスム
第2章 メスメルの磁気療法とオカルトの転換点
第3章 西洋オカルト史とオカルト2.0
第4章 科学史・科学哲学とオカルト
終章 オカルト2.0総論
著者等紹介
竹下節子[タケシタセツコ]
比較文化史家・バロック音楽奏者。東京大学大学院比較文学比較文化専攻修士課程修了。同博士課程、パリ大学比較文学博士課程を経て、高等研究所でカトリック史、エゾテリスム史を修める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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佐倉