出版社内容情報
西洋美術を中心に世界のエロティック美術を古代から現代まで通観。名画にとどまらない、性表現の豊饒な世界を紹介する。
西洋美術を中心に、世界のエロティック美術を古代から現代まで通観し、その表現を当時の性愛観、性習俗、社会構造、世界観などから読み解く「西洋美術の読み方」シリーズの別巻。西洋美術の名画だけでなく、スケッチ、版画、彫刻、挿絵、写本、無名画家の作品まで取り上げ、性表現の多彩で豊饒な世界を紹介する。常に美術の中心にありながら本格的に取り上げられることの少なかったエロティック美術を俯瞰できる好著。
内容説明
世界のエロティック美術を古代から現代まで通観。エロティック美術は際物ではなく、美術史において常に主流を占めてきた。その表現の特徴を各時代の社会制度や習俗、性愛観から読み解く。
目次
ヴィレンドルフのヴィーナス
踊り子像
バーニーの浮彫(夜の女王)
聖婚
ネフェルティティ王妃立像
愛の交わり
奉納小像
牡牛の墓
クーロス像(クロイソス・クーロス)
ペディエウスの画家 乱痴気騒ぎ〔ほか〕
著者等紹介
フェブラロ,フラヴィオ[フェブラロ,フラヴィオ] [Febbraro,Flavio]
美術と写真における歴史と表現の関係を専門に研究している
神原正明[カンバラマサアキ]
1952年大阪市生まれ。神戸大学大学院修了(西洋美術史専攻)、現在倉敷芸術科学大学教授
内藤憲吾[ナイトウケンゴ]
1951年兵庫県生まれ。出版社勤務を経て、現在フリーの編集者、ライター、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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石橋 こわし