出版社内容情報
東京の街並み、官能的な花のクローズアップ、エロティックな裸身の女性……。驚くべき幅広さの仕事に取り組んできた、荒木の軌跡。
東京の街並から現代日本におけるサブカルチャー、官能美を感じさせる花のクローズアップ、そしてエロティックな裸身の女性まで、驚くべき幅広さの仕事に取り組む荒木の軌跡を追ったモバイル写真集。代表作約80点のほか、解説文や年譜、展覧会の情報や参考文献といった資料的な情報をハンディサイズに収めたポケットフォトシリーズの第二期タイトル。写真の美しさをダイレクトに味わえるシンプルな造本でコレクションにも最適。
内容説明
代表作約80点のほか、解説、年譜、展覧会情報、参考文献などを掲載。
著者等紹介
荒木経惟[アラキノブヨシ]
1940年生まれ。日本の写真家であり芸術家である荒木経惟は挑発的な写真で知られる。荒木の作品の多くは、セックス、ヌード、死などのタブーとされる主題に真っ向から立ち向かっている。そのテーマは、古い東京の姿から現代日本のサブカルチャー、官能的な花のクローズアップからロープに縛られた着物姿の女性のエロティックな写真にまで及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Cell 44
1
「実を言うと、俺が撮りたがっているのは、縛るっていうことだけじゃなくて、目線をぶつけるとか、触ったりとか、言葉をぶつけたりするときの相手の反応なんだよね」見ていて緊張した。死やエロスを主題にとるものはもちろん、それらを見た後では何でもない風景にも似たような緊張を覚えた。今のところ、それ以外に多くを語ることはできないけれど……。2013/09/14
ビシャカナ
0
何気ない風景、何気ない表情が、なぜか力強く、そうすると一枚の写真に深い意味を読み取ってしまうようで不思議な体験。いくつかアラーキーの写真集は見たことがあるが、これはさながらポケットサイズのベスト盤とでも言うべきか、アラーキーの幅広さと底力を改めて感じる。2017/07/15
ササーキー
0
素晴らしい。2022/11/28
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