出版社内容情報
スペイン内戦、ノルマンディー上陸作戦など20世紀の５つの戦争を取材したキャパ。地雷で命を落とすまでを、70点の写真でたどる。
スペイン内戦、ノルマンディー上陸作戦など20世紀の５つの戦争を取材し、単なる戦場写真家以上の存在となったキャパ。地雷によって命を落とすまで記憶に残る戦争のイメージを撮り続け、ジャーナリズムを再定義した。代表作約70点のほか、解説文や年譜、参考文献といった資料的な情報をハンディサイズに収めたポケットフォトシリーズの第二期タイトル。写真の美しさをダイレクトに味わえるシンプルな造本でコレクションに最適。
内容説明
戦場写真家として多くの戦争を撮り続けたキャパの代表作約７０点ほか解説、年譜、参考文献を掲載。
著者等紹介
キャパ，ロバート［キャパ，ロバート］［Ｃａｐａ，Ｒｏｂｅｒｔ］
１９１３‐１９５４。写真史上最も感動的で記憶に残る戦争のイメージを残し、ジャーナリズムを再定義した。彼の写真によって私たちは５つの戦争における兵士と市民の苦しみ、混乱、倦怠、勇気を知ることができる。そしてキャパは戦争写真家以上の存在だった。彼が撮った政治家、芸術家のポートレイトもまた記憶に深く残る。「観察者」であっただけでなく「参加者」でもあったキャパは危険な人生を送り、ヴェトナムで地雷を踏んでこの世から去った（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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keroppi
22
沢木耕太郎「キャパの十字架」を思い出すが、戦争の時代を写し撮ったキャパの写真は、言葉以上の力を持つ。2017/01/17
deerglove
2
5つの戦争を撮ったというキャパですが、この本で見る限り、写っているのはほとんど普通の人ばかりという印象ですね。だからこそ、鼓舞する人、怯える人、撃たれる人、逃げ惑う人、地面に横たわる子どもなどがありありと浮かび上がってくるのかもしれません。2015/09/17
