出版社内容情報
アトリエ インカーブはアートに特化した知的障がい者のための通所施設。「障害者アート」のイメージを打ち破り、アート界のイチローが輩出、マスコミは常にその動静を追う。なぜアトリエ インカーブは誕生したのか、一流デザイナーだった著者が福祉の世界に飛び込んだわけ、福祉と市場の葛藤など、「観点変更」によって自らの人生と社会を変えてきた著者がその軌跡を鮮烈に語る。女優・山口智子さんも心酔する作品をカラーで紹介。
内容:
巻頭口絵
はじめに
第一章 「100万人に1人」の、私は何者か
第二章 「デザイン」とは何か
第三章 「アカデミズム」の呪縛を解けるのか
第四章 なぜ、アトリエインカーブは誕生したか
第五章 バイアスを解く
第六章 復讐と葛藤――現代美術の超新星たち
第七章 社会性のある企ては可能か
おわりに
著者紹介:
今中博之(イマナカ・ヒロユキ)
1963年生まれ。先天性両下肢障害による歩行困難。乃村工藝社デザイン部入社。イマナカデザイン一級建築士及び社会福祉法人素王会アトリエインカーブ設立、現在に至る。空間デザイナーとして、企業ミュージアム・福祉施設・ショップ・博覧会を中心に活動中。
目次
第1章 「一〇〇万人に一人」の、私は何者か
第2章 「デザイン」とは何か
第3章 「アカデミズム」の呪縛が解ける
第4章 なぜ、アトリエインカーブは生まれたか
第5章 バイアスを解く
第6章 現代美術の超新星たち
第7章 アトリエインカーブの展開
第8章 「インカーブのようなところ」をつくる
第9章 社会性のある企て
著者等紹介
今中博之[イマナカヒロシ]
社会福祉法人素王会理事長。アトリエインカーブクリエイティブディレクター。イマナカデザイン一級建築士事務所代表。一級建築士。大阪成蹊大学芸術学部情報デザイン学科准教授。1963年京都市生まれ。偽性アコンドロプラージア(先天性両下肢障がい)。1986年~2003年、株式会社乃村工藝社デザイン部在籍。企業ショールーム、国際博覧会などのデザインにとどまらず、介護・医療施設、児童施設、障がい者施設などのディレクション活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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