ヴォーリズの建築―ミッション・ユートピアと都市の華

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  • サイズ B6判/ページ数 340p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784422501239
  • NDC分類 523.1
  • Cコード C0052

内容説明

メンソレータムで有名な近江兄弟社をおこしたヴォーリズは、琵琶湖畔の町近江八幡と軽井沢を拠点に、魂をはぐくむ建築を全国に残した。人を包み込むやさしい空間を訪ねる。

目次

1 湖畔のユートピア―近江ミッションの建築
2 プロテスタンティズムの花園―ミッションスクールの建築
3 ミッションの礎―キリスト教会とYMCA会館・YMCA会館の建築
4 都市の華―商業・オフィスビルの建築

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チャーリー

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近江八幡市を拠点に活動した建築家、実業家、宗教家であるヴォーリズ。古典様式やゴシック、ジョージア、最終的にはモダニズムなどさまざまな様式を巧みに組み合わせた建築群は独自の魅力を放つ。キリスト系の大学といえばヴォーリズであり、それがアイコン的なハイカラさがある。歴史を感じさせるが東大の内田ゴシックのような重々しさはない。キリスト教の外来的な楽観さに裏打ちされた優しさが息づいているのだ。日本の私立大学の理想像をヴォーリズは建築に仮託した。「自由な校風」を想起するとつい、ヴォーリズ建築をイメージしてしまう。2016/10/27

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