出版社内容情報
見開きでまとまった簡潔な構成と、適度にデフォルメされたイラストで、複雑なしくみやはたらきをわかりやすく学べる「イラスト授業シリーズ」第10弾。
太古から人類は天体を観察し、時間や暦、方角を読み取って生活に役立てるとともに、私たちの住む大地の形や天体との関係を探究してきました。本書は、古代から現代にいたるまでの観察・研究の積み重ねと科学技術の進歩によって、近年急速に発展している天文宇宙科学の基礎知識と最新の調査研究のようすを、簡潔な解説と豊富なイラストで示した、これまでにないビジュアル図鑑です。
〈本書の特長〉
(1)天文学の基礎知識から最新の宇宙探査の成果までを網羅
太陽系から銀河系、宇宙の大規模構造といった宇宙空間のしくみや運行、天体の一生などの天文学の基本的な知識と、ロケットや惑星探査機など最新技術を用いた宇宙探査の概要を紹介します。
(2)イラスト図解で直観的にわかる
言葉による説明では難解になりがちな天文学・宇宙科学にまつわる知識や技術、考え方をイラストや図表で視覚的に表すことによって、読者の理解を助けます。
(3)情報がコンパクトで読みやすい
それぞれのテーマは見開き(2ページ)単位で簡潔にまとまっているので、興味関心に合わせてどこからでも、短い時間で読むことができます。
(4)コラム形式でさらに気軽に
各テーマは、導入と概要図解のほか、その他の関連情報からなる多彩なコラムを組み合わせた形で構成されているので、長々とした文章を読む必要がありません。
(5)科学教育や学び直しにも役立つ
中学・高校の理科科目で学ぶ天文学分野を押し広げた内容なので、学校での学習の補助・補完、大人の学び直しにも活用できます。
〈各章の主な内容〉
第1章 地球から見る宇宙
第2章 太陽系
第3章 恒星
第4章 銀河を越えて
第5章 宇宙探検
渡部 潤一[ワタナベ ジュンイチ]
監修
東辻 千枝子[トウツジ チエコ]
翻訳
内容説明
太陽系から銀河系、宇宙の大規模構造といった宇宙空間のしくみや、天体の一生などの天文学の基本的な知識と、ロケットや惑星探査機といった最新技術を用いた宇宙探査の概要を紹介します。言葉による説明では難解になりがちな天文学・宇宙科学にまつわる知識や技術、考え方をイラストや図表で視覚的に表すことによって、読者の理解を助けます。それぞれのテーマは見開き(2ページ)単位で簡潔にまとまっているので、興味関心に合わせてどこからでも、短い時間で読むことができます。各テーマは、導入と概要図解のほか、その他の関連情報からなる多彩なコラムを組み合わせた形で構成されているので、長々とした文章を読む必要がありません。中学・高校の理科科目で学ぶ天文学分野を押し広げた内容なので、学校での学習の補助・補完、大人の学び直しにも活用できます。
目次
第1章 地球から見る宇宙(私たちの宇宙;空を見上げて ほか)
第2章 太陽系(太陽系の天体;太陽系の誕生 ほか)
第3章 恒星(恒星の分類;恒星の輝き ほか)
第4章 銀河を超えて(天の川銀河;天の川銀河の中心 ほか)
第5章 宇宙探検(宇宙へ;ロケット ほか)
著者等紹介
渡部潤一[ワタナベジュンイチ]
1960年、福島県生まれ。1983年、東京大学理学部天文学科卒業。1987年、同大学院理学系研究科天文学専門課程博士課程中退。東京大学東京天文台を経て、国立天文台上席教授、総合研究大学院大学教授。太陽系小天体の研究のかたわら最新の天文学の成果について講演、執筆などを行い、幅広く活躍している
東辻千枝子[トウツジチエコ]
お茶の水女子大学大学院修士課程、岡山理科大学大学院博士課程修了、博士(理学)。専門は物性物理学。東京大学海洋研究所、岡山大学大学院自然科学研究科、工学院大学学習支援センター勤務を経て、現在は理系分野の翻訳を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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