内容説明
近年、金融経営をとりまく環境の変化が顕著にでてきていますが、金融機関同士の貸出競争はますます厳しさを加えてきています。そういう状況のとき、本書のテーマとしてとりあげた「債権管理」の重要性は、さらに現実性をもったものになりつつあるといえます。そこで、営業店融資担当の方々が、貸金債権管理の実務を、より効果的かつ能率的に処理していくためのサポート役として、本書は考えてみました。
目次
第1章 債権管理の基本事項
第2章 貸出後の債権管理(融資効果の把握;取引状態の継続的把握;貸出債権および担保の法的管理;貸出条件の確認;保証の管理;担保の管理;時効の管理)
第3章 事情変更と債権管理(当事者の変動;貸出先の追加・変更;保証契約の変更;貸金債権・貸出先の変動と保証への影響;保証人の変動;担保の変動)
第4章 事故発生のおそれある場合の債権管理