鉱物(いし)語り―エピソードで読むきれいな石の本

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鉱物(いし)語り―エピソードで読むきれいな石の本

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422440194
  • NDC分類 459
  • Cコード C0044

出版社内容情報

地球のいとなみが長い時間をかけて生み出した結晶である鉱物。
人は昔からその鉱物を見出し、加工して各種の道具を作り出したり、あるいはその美しさに特別な価値をおいて寵愛してきた。鉱物と人類の文明・文化は切っても切れない関係にあると言っても過言ではない。
本書は、そうした鉱物の文化的・歴史的逸話から採集時のみやげ話まで、人と鉱物の織りなすエピソードを5つのテーマ、50のお話で紹介する、読む鉱物図鑑である。
産経新聞夕刊紙上で連載されていた人気コラム「宝の石図鑑」を大幅に改訂増補し、250点以上の撮りおろし鉱物写真を収録する。

内容説明

鉱物の文化的・歴史的逸話から採集時のみやげ話まで、人と鉱物の織りなすエピソードを5つのテーマ、50のお話で語る、読む鉱物図鑑。250点以上の鉱物写真を収録!

目次

第1章 名前をめぐるストーリー(ガーネット/ザクロ石―初めて見た赤い星;パイライト/黄鉄鉱―愚か者には見分けがつかない ほか)
第2章 フィールドのみやげ話(デュモルチェライト/デュモルチ石―宝は思いがけないところから;クォーツ/ロッククリスタル/石英/水晶―ありふれた鉱物でも出会いは特別 ほか)
第3章 文化の裏に鉱物あり(カイヤナイト―藍晶石―イーハトーヴの夜の青;ベリル/エメラルド/緑柱石―天然ばかりが全てじゃない ほか)
第4章 研究者と産地に敬意を(ヘンミライト/逸見石―日本産の派手なやつ;キムラアイト/木村石―見た目は地味だが光を届ける ほか)
第5章 十石十色(カルサイト/方解石―鉱物界の便利屋;アラゴナイト/あられ石(アンモナイト化石)―かつて貝だった鉱物たち ほか)

著者等紹介

藤浦淳[フジウラジュン]
1964年、大阪府生まれ。岡山大学文学部卒。1989年産経新聞社入社後、主に事件・事故・災害担当として大阪本社などで勤務。社会部デスク、和歌山支局長、文化部長などを歴任。小学校6年生から鉱物採集に目覚め、仕事のかたわらも断続的に続ける。2000年に公益財団法人・益富地学会館の門をたたき、以降主任研究員(当時)藤原卓氏の全面的な協力を得て鉱物に関する1面連載「鉱(いし)の美」(2006~2007年、13編)や、藤原氏の寄稿「鉱物(いし)の故郷」(2008~2010年、59篇)の編集を行う。2012年からは自著の夕刊連載「宝の石図鑑」を開始、7年間で238編を著す。現在は清風学園清風中学校・高等学校常勤顧問を務めるかたわら、益富地学賞審査委員、大阪大学総合学術博物館非常勤研究員、大阪経済法科大学客員教授、一般財団法人・防災教育推進協会理事、貝塚市教育政策アドバイザー、一般財団法人・貝塚市文化振興事業団理事ほか多数を兼任している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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きみたけ

47
著者は産経新聞社の藤浦淳氏。産経新聞大阪版の夕刊に連載していた「宝の石図鑑」をベースに再編集した一冊。鉱物にまつわるエピソードを5つのテーマに分け、自然科学的な視点だけでなく、社会科学的、文学的、歴史的な視点など様々な観点でまとめています。個人的にはアクアマリンが気に入ってます。2021/09/20

なつ

38
神秘的な鉱物の写真とそれらに関連した文章を集めた一冊。内容は著者の体験、鉱石の特色や由来、神話といった歴史と幅広く展開されて、人が生きる中で大切な存在であることを知ることができました。とある小説で知った「日本式双晶」についても触れられており、その鉱石らしい素敵な話題にほっこり。2019/11/27

20
著者が所有する鉱物標本の写真とエッセイと。奈良の大仏についての説明で必ず辰砂(水銀)は奈良からというのがあって、水銀は何に使ったんだろと思ってたんだけど、金メッキを施すのに水銀と金を熱して混ぜて液体にして大仏に塗り付け、その後、炭を近づけると水銀だけ蒸発して金が残るという工法だったんだそうな…。それはまただいぶ毒だよな…。色鮮やかな鉱物というと国外のものが多いイメージがあったんだけど、日本産でもキュプロアロフェンのトゥルっとした浅黄色をはじめとして美しいものがたくさんあり、目の保養になりました。2020/01/19

ぽてちゅう

17
キラキラしてみません?ミネラルショーに行った時のことを思い出しました。あの時、一番輝いていたのは私(の目)でした。ミネラル(鉱物)よりも!最も会場にいたすべての人の目がキラキラだったんですけどね。本書は鉱物の名前をめぐるストーリー、作者と鉱物のいくつもの出会い、鉱物の用途などが書かれており、読むほどにまた、別のキラキラが沸き上がります。鉱石採集ってどこで出来るのかな?キラキラを掘り当てて(⁈)一緒にキラキラしたいっ!2020/11/20

スイ

13
鉱物自体の名前の由来などのエピソードだったり、著者ご自身とその鉱物とのエピソードだったり。 美しい写真を楽しみながら、さくさく読める。2022/04/09

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